司法書士がよく行く場所 ⇒ 法務局。 「法務局」ってなに?
「法務局」で取り扱ってる業務は色々とあるのですが、
特に、メインとなる部門に、「登記事項証明書」の発行窓口という部門があります。
☆ところで、皆さんが、住んでいる建物やマンション・敷地の所有者(オーナー)って誰なんでしょうか?
最近、家や、マンションを買った方は、その所有者(オーナー)が「自分」であることは、当然、ご存知かと思います。
☆それでは、みなさんの故郷の「実家」は、誰が所有者(オーナー)なのか、ご存じでしょうか??
「実家はおじいちゃんのものだったような気がするけど・・・」
「そういえば、おじいちゃん結構前に亡くなってたよね、誰のものになったのかしら??」
ということも、人によっては、あるのです。
こういう時、法務局に行って、所定の用紙に、実家の所在地などを記入して、手数料を支払うと、法務局は、「登記事項証明書」という書類を発行してくれます。
そこには、その実家が誰のもの(所有者)になっているのかが書いてあるので、私たちは、実家の持ち主(所有者)を、法務局で調べることができるのです。
(インターネットでも調査することが可能です。手数料がかかります。)
法務局では、土地や家について、「所有者は誰なのか」、「ローンを組んでいるのか」「土地の利用目的は何なのか」、「広さはどのくらいなのか」、などの不動産に関する情報を、明治時代から現在に至るまで、ずっと記録をとって、保管しているので、このような「登記事項証明書」を発行できるのです。
司法書士の仕事の1つに「不動産登記」という仕事があります。
「不動産登記」とは、ごくごく簡単に言うと「法務局が記録している土地・建物の情報を最新のものに変更・更新すること」です。
そのため、司法書士は「不動産登記」をよく仕事でやっているので、法務局によく行く。というわけです。
・・・とりあえず、今日は以上です。
次回は、もう少し、実家の持ち主に関する例を題材に、不動産登記のことについて、詳しく書いてみようと思います。
ありがとうございました。
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