雑記帳

単なる近況報告から、少しはためになりそうな記事まで、雑記させて頂いてます。

10年以上放置されている口座の預金を、社会福祉のために活用するための法案。

ニュースで話題となっている安保法案や労働者派遣法改正案、120年ぶりの大改正となる、民法の改正法案など、現在の国会では、非常にたくさんの法案が審議されております。

国会で審議されている内閣提出の法案がわかるサイト

http://www.e-gov.go.jp/link/bill.html

 

それらの法案の中で、「休眠預金活用法案(略称)」というものがあります。

これは、今回のブログのタイトルにあるように、

「10年以上放置されている口座の預金を、社会福祉のために活用するための仕組みを作りましょう」

という法案です。

ご興味のある方は、下記のURLを見て、詳しい内容をご確認下さい。

休眠預金活用推進議員連盟 | 設立趣意書

休眠口座について考えるための情報サイト

 

私にも心当たりがあります。

十数年前の学生時代、ほんのわずかな期間で辞めてしまったバイト先で、給料受取のため開設した口座。とりあえずまだ通帳が自宅にあります。ですが、その通帳で引出しをした記憶はありません。一体いくらはいってるんだろう(笑)

上記のサイトによれば、一定期間(銀行10年・ゆうちょ5年)経過した場合、このような預金は銀行の収入になるそうです。ただ、通帳や印鑑など銀行にもっていって、きちんとした手続きをすれば、払戻しに応じてくれるようです。

 

他にも、心当たりがあります。

私が仕事で、相続や遺産分割に関する依頼を受け、亡くなった方の遺産を調査していると、ある程度まとまった金額が入っている口座の他、1,000円未満の少額な預金口座を、亡くなった方がもっている場合があります。

ですが、100円とか、200円とか、振込手数料よりも少ない金額しか入ってない預金口座ですと、口座の相続手続き自体、相続人にとって経済的意義があまりありません。

実際、このような口座は、相続手続をせずに、そのまま放置されてしまうケースが非常に多いです。

 

そんな口座のお金を、国民生活の安定向上や、社会福祉の増進に寄与するための仕組みをつくろうとしているのが、この休眠預金活用法案です。

一応、放置してから9年目に、口座名義人の登録住所に、

「このまま放置してると、休眠活用資金としてこの預金を活用するよ。」

というお便りが届くようなので、引越しをした場合は、こまめに銀行に住所変更届けをするようにしておきましょう。

 

現在、法案はまだ成立はしておりませんが、私自身は、この法案をとても支持しており、

少ない資金の中で懸命に人の為にお仕事をされているNPO団体や福祉関係団体に対して、こうした眠ったお金が、また生きたお金として活用されることが実現できれば、とても意義のあるものだと考えております。

ただし、この法案の趣旨にそって法律が適正に運用されるためには、その資金分配団体や内閣担当者の方の倫理感に大きくかかっています。

そんな方達を最終的にチェックしていくのは、私たちのような一般市民であると考えています。

ちなみに、この法案に対する意見募集(パブリックコメント)が6月20日まで受付されてます。よかったら、こちらもご確認下さい。

http://www.kyuminyokin.net/comment.html#comment

 

 こんな法案があることを、皆様に少しでも知って頂ければ幸いです。

 

 

以上です。

また、次回宜しくお願い致します。

どうもありがとうございました。

 

 司法書士小野事務所ホームページ http://www.shihoushoshi-ono.jp/